みなさんこんにちは!
「なぜ農家になったのですか?」
聞かれる度に僕はこう答えます。
「植物が好きだからです」
農業の世界に踏み込むきっかけになったのは、ネパールという国に旅をしたことです。毎晩停電になったり、衛生環境も良くないアジア最貧国でありながら、人々はまったくめげてなく、キラキラとした笑顔でとてもフレンドリー。美しい自然の中で、日々懸命に生きているネパリと接しているうちに、日本で窮屈に生きていた僕の心はなんだか開放されたように感じられました。ポカラという町に滞在しているうちに、それまでの物質的な豊かさを求める人生ではなく、精神的な豊かさを求める人生にしていこうと考えが変わったのです。
人生の折り返しと言える40歳の時でした。
残りの半分は好きなことをやりつくそうと決意したのです。
それが植物です。好きな植物を育てる仕事...つまり農業。
実は農家になりたいと動き出してからも、まあいろいろな壁があったのですが、
それはまたの機会に...。
そんなこんなでなんとか44歳の時独立農家になれたわけです。
ちなみに農園の名称「しばファーム」の”しば”はネパールの神様sivaからお名前を
お借りしています。
まだまだ独立農家としての、栽培技術、経営能力共に未熟だし課題も
たくさんありますが、なんせ好きなことをやっているということは
本当に幸せなことだと思っています。
ナマステ!
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