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定植1か月後のミニトマト

ミニトマト定植してから1か月経ちました。青い実がたくさんついてきて、丸い形がコロコロとかわいらしいですね(笑)順調にいけば5月上旬頃に完熟した実が食べられそうです!これからの育成はちょっとスパルタでいきますよ(笑)僕の目指すトマトはコクが強く旨味を感じる味。まあ、甘みと酸味のバランスだと思うんですが…。今後は水分を控えていきます。それにより濃厚な味に仕上がりやすくなります。そして樹上完熟にこだわります。大阪という大都市であえて農業をしている理由のひとつとして、長距離輸送しなくてもいいので、完熟したものをすぐにお客様に届けることができるということです。かつて僕は大阪市内に住んでいましたが、本当に美味しいトマトが入手しずらかったという経験がありまして、かつての僕のようなトマト好きな方にぜひお届けしたいと考えています。

最近テレビや各種メディアで全国のすごいトマト達が紹介されていますね。シャレにならない高糖度だったり、ハイテク施設での栽培であったり、溶液栽培や、塩トマトなんてのもあります。さて僕はどんなトマトを作ろうか?どんな農家になっていこうか?と畑仕事をしながら思いを巡らせていました。最先端の農業についていけてない焦りやら、高度な設備を買えない資金力やら、ブランド力のなさやら、ネガティブなことを考えたらきりがないものですね。でも、目の前のトマト達と会話しているうちに、おもいっきりアナログでいいやんと思えてきました。小規模だからこそ、徹底的に手作りできる。それって一番のブランドやん。僕の目で見て、感じて、手直ししていく。トマトもそれに応える。これだけ愛情かけたトマト、なかなかないやん、って考えることができました。まだ独立2年目の新規就農者。謙虚な心を忘れずに、目前のトマトに全力を注いでいきます!