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職人魂爆発(笑)

ミニトマト【キャロル10】今年も熟してきました!この品種に取り組んで3年、少しずつ特性を掴んできたのかなあと自己分析しています。いくつか試食してみましたが、やはり美味しい。甘み、酸味、旨味のバランスが本当に絶妙です(^^♪

 

新型コロナの影響下で、飲食店向けの出荷が激減する中、知り合いの農家さんたちも販売戦略の見直しに踏み切っている方もちらほら見受けられます。僕も例外ではなく、販売のことを考えると一抹の不安があったりします。

 

しかし、脇芽をかき、下葉を処理し、水加減を調整し、草を引き、、、日々ひたすら美味しいトマトを作るために畑を這いずり回っていると、そんな不安な気持ちはどこかへ飛んでいきます。みなさんの「美味しい」という言葉と笑顔のためにトマト作りに没頭していきます。最高に幸せな時間なのです。

 

農家の仕事は『つくること』と『売ること』の両輪を回していくことだと言われますが、そんな理屈どうでもいい!と思えてきました。僕は思いっきり『つくりたい』。魂の叫び声が聞こえてきます。

 

世の中はこれから混沌としていくのではないでしょうか。今までの価値観は消え去り、新しい変化、新しい価値が生まれてくるチャンスの時代がやってきそうです。農業もそうかもしれませんし、そうなって欲しいと思っています。その中で僕は思いっきり職人肌のトマトおじさんとして価値を創造していきたいと思います。YouTube、Instagramでの情報発信、オンラインのサービス、まだまだ開拓できると思います。移動、電話、待ち合わせ、、、などの時空の概念を捨て去り、トマトおじさんはひたすら現場でトマトと向き合っていきたい(笑)